椎動物で最も進化の進でいる哺乳動物に特徴的な器官が(1)呼吸内臓筋肉に由来する咀嚼器と(2)横隔膜を持つ肺の外呼吸器と(3)細胞呼吸のための酸素と栄養の担体(Vehicle)を作り出すgeneratorの骨髄造血を行う関節骨です。哺乳動物は呼吸しながら食べ、咀嚼しながら呼吸するという特徴を持った動物で、通常寝ている時以外は牛や馬・猿やウサギ・ネズミのように常時顎を動かして草や葉や木の実を食べています。この宗族の特徴的な咀嚼器官のうち特に際立って特徴的なのが歯根膜と関節骨の歯槽ソケット骨を持つ異型性の釘植歯です。この釘植歯は噛む度にその力学刺激によって歯槽関節周囲の顎骨内で造血を行い、呼吸筋肉で噛むことにより外呼吸と内呼吸の仲立ちをする血液を造りながら細胞呼吸を補助するというすぐれた器官です。造血器とは外呼吸の肺で酸素を吸収し腸で栄養を吸収する血液を作る装置ですから、咀嚼しながら細胞呼吸を助けるのが哺乳動物の歯ということになります。西原ワールドの主人公はこの釘植型人工歯根を人工的に合成したセラミック骨格に生体力学刺激を応用することによって開発し、続いて人工的に筋肉内で力学エネルギーにより骨髄造血装置を開発し、これらの研究を通して力学エネルギーによって脊椎動物の進化が起こっていることを究明しました。
そこで脊椎動物の進化の原因子として重力作用に基づく力学作用によって進化が起こる重力進化学説を提唱し、従来不明とされていた事を検証して来ました。
これらをまとめて「生物は重力が進化させた」講談社ブルーバックス、「追いつめられた進化論」日本教文社、「重力対応進化学」南山堂を著しました。
脊椎動物進化の黎明期(苔虫類から原索類の誕生)・原初の革命(鎖サルパ型のホヤの誕生)・第一革命(棘魚類の誕生)・第二革命(有顎類の誕生)・第三革命(哺乳動物の誕生)のすべてを書き改めました。以下概略を図示します。
「人間・この未知なるもの」を解明するには哺乳動物としてのヒトを動物学的に究明し、その構造的欠陥を知ることが重要です。それと同時に生命体が水溶性の有機コロイド内の電気現象に基づいて活動している事を理解しなければなりません。また質量のない物質エネルギーによってリモデリングするのが生命体でエネルギーによっても遺伝子の引き金が引かれることを理解しなければなりません。
これらの詳細については拙著、「重力対応進化学」(南山堂)をお読みください。
また、油壷でサメを通してヒトの進化の研究も行っております。
開催履歴
毎年、京急油壺マリンパークにてサメの実習研修会を行っています。
第14回 平成28年9月3,4日開催
第13回 平成27年10月31,11月1日開催
第12回 平成26年10月5,6日開催
第11回 平成25年10月5,6日開催
第10回 平成24年9月15,16日開催
第9回 平成23年8月27,28日開催
第8回 平成22年9月18,19日開催
第7回 平成21年9月5,6日開催
第6回 平成20年9月6,7日開催
第5回 平成19年9月1,2日開催
第4回 平成18年8月5,6日開催
第3回 平成17年7月30,31日開催
第2回 平成16年8月29日開催
第1回 平成15年8月24日開催