西原ワールド アート医研

西原式育児のきほん

西原式育児法とは生物の進化、生命の原則に基づいた育児法です。人類は突然地上に現れたのではなく長い時間をかけて哺乳類の祖先から進化をして今に至ります。30億年前の地球で単細胞生物が複雑に進化し、魚のような生き物になり、それから陸にあがってトカゲのような生き物になり、それが哺乳動物、そして人間へと進化してき たのです。
お母さんのお腹の中でも同様に、たった1個の細胞だった胎児が細胞分裂を繰り返し、やがてかわいらしい赤ちゃんとなるのです。誕生後も系統発生を繰り返して、生後おおよそ2年半で乳児として完成し、その後も系統発生を続け、5、6歳で幼児として完成し、24歳になってようやく進化のプロセスが終了し、ヒトの成体として完成します。ですから、赤ちゃんは決して「大人のミニサイズ版」ではありません。大人の都合で無理をさせてはいけません。赤ちゃんの進化のリズムに沿い、赤ちゃんの生理に合った無理のない育児が大切です。

正しい呼吸法を身につける育児法

正しい呼吸法は鼻呼吸です。鼻の奥(耳管のつけ根)には耳管扁桃、舌のつけ根には舌扁桃、咽頭の奥には小扁桃、口の奥には口蓋扁桃、鼻の奥には咽頭扁桃(アデノイド)があり、空気の入る道をぐるりと取り囲んでいます。これらを総称して扁桃腺 (扁桃リンパ輪)と呼んでいます。この扁桃腺は、白血球を製造する腸管の造血器官です。バイ菌や異物が体内に入ってくると、気道を取り囲んでいる扁桃腺内の白血球によって有害なものを消化し、身体を感染から守ります。つまり、扁桃腺は身体をバイ菌などの外敵から守る大切な免疫器官なのです。しかし、残念ながら空気中の細菌や花粉などを消化できるのは、鼻と喉の奥のほうにある扁桃腺だけです。ですから、
口呼吸をしている場合、舌の付け根や口の奥の扁桃腺には鼻のような浄化装置はありません。汚れた空気が入り込んで口の奥の扁桃腺をはらして病気を発症させてしまうのです。しかも、口呼吸をしていると喉の扁桃腺が乾燥してしまい、その結果機能も弱ってバイ菌が入り込みやすくなってしまいます。さらに、口で呼吸をしていると鼻に空気が通わなくなり、鼻の扁桃腺まで乾いて働かなくなってしまうのです。
口呼吸を続けていると、口の中の扁桃腺も鼻の奥の扁桃腺も徐々に弱って免疫機能が落ちてしまいます。免疫病と呼ばれる病気の多くは、実は口呼吸が原因である場合がほとんどです。小児喘息、風邪、肺炎、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、嗅覚・味覚の麻痺、中耳炎、川崎病、慢性皮膚病、膀胱炎、小児リウマチ、白血病、悪性リンパ腫などは、常習的な口呼吸が一因で引き起こされる病気です。つまり、口呼吸は万病の元ということができます。鼻呼吸がとても大切なのです。鼻から吸い込まれた空気は、まず気道表面の細胞に生えている繊毛と呼ばれる細かい毛と、そこを流れる粘液によってろ過されます。バイ菌やホコリなどのほとんどは繊毛に吸着し、体内に浸入しないようになっています。そして、繊毛についた汚れは、鼻水によって外に押し流されていきます。 それでもなお取り除かれなかったバイ菌や異物は、鼻の奥にまで入ってしまいますが、その場合はさらに、バイ菌や異物をキャッチして消化し、解毒するための「仕組み」が用意されているのです。扁桃部の温度が体温より0.5℃から1℃以上低くなると白血球内に口や喉の常在性微生物が取り込まれます。これが顆粒球となって体中の血液中を巡り、様々な器官の細胞に白血球が抱えている微生物(バイ菌とウイルス)を播種し(ばらまき)、様々な部位の組織・器官の細胞群に細胞内感染症を引き起こします。すると細胞の働きが損なわれてしまいます。これが免疫病です。細胞内感染を起こす細胞群の所属する機関の違いによって病名が変化しますが、病気の本質は同じです。

赤ちゃんに鼻呼吸をさせるために

1. 離乳食を早くとも1歳半から2歳まで与えない。
2. 初乳と同時におしゃぶりを与えて、これを4、5歳まで使わせる。
3. 途中からおしゃぶりを与える時は、よく教え諭して吸啜(きゅうてつ)(お乳などを吸う)運動をするように、口に入れてから前後に揺すって両親が見本を示しつつ教える。
4. 吸啜運動が上手くいくようになったら2歳で純白米のごはんを与えて、見本を親が示しつつ30回咀嚼させる。
5. 上向きに寝かせる。横向きや俯せの場合、下側の鼻が詰まるため、口呼吸になります。

2歳半までの乳歯は、お乳を吸うための歯です。乳首の厚さだけ開咬になるのが正常です。純白米のごはんを30回噛んで食べると3~4歳頃に歯型は上下揃います。授乳中に乳首を咬むのは、母親の食事内容や口呼吸等の問題があります。口呼吸の母親のお乳はバイ菌だらけで美味しくありません。また、母親がカレーやキムチ、干物やアイスクリームを食べた5分後にバイ菌だらけのにがいお乳が出ますが、赤ちゃんがこれを拒否しているのです。きれいな母乳の場合、咬むことはありません。
哺乳動物の特徴の吸啜を十分行わせると、赤ちゃん食を食べるときに自然に咀嚼(噛み噛み)ができるようになります。よく噛むことで、呼吸筋肉が鍛えられ、鼻呼吸がよりしやすくなります。また、鼻呼吸・両噛み・上向き寝の習慣で歯列矯正のいらない、きれいな永久歯へと生え換わります。


西原式育児法の7つのポイント

1. おしゃぶりを活用
2. 眠るときは上向き寝
3. 温かく育てる
4. 離乳食は1歳半から2歳を過ぎてから
5. よく噛んで食べるようにする
6. 紙おむつや衣類のゴムで赤ちゃんを締め付けない
7. ハイハイを省いて早く歩かせない

1. おしゃぶりを活用
鼻呼吸を身につけるためには、「おしゃぶり」をすることが一番です。おしゃぶりをすれば口がふさがれて口呼吸できないわけですから、自然と鼻で呼吸するようになります。ただし、鼻の通りの確認が必要です。ことばを覚えるような年齢になっても子どもにおしゃぶりを与えておけば、鼻呼吸の習慣を忘れることはありません。また、おしゃぶりをくわえていると、赤ちゃんは舌を盛んに動かしますから、顎の筋肉も同時に動いて顎も歯列も発達します。脳は筋肉を動かすシステムですから、当然おしゃぶりを吸う吸啜運動で血行が良くなり脳が急激に発達します。同時に横隔膜も刺激されて正しい鼻呼吸がさらに促進されるという効果もあります。鼻翼と横隔膜を動かして呼吸すると、副交感神経がゆったりとして、おとなしく満足しながら眠ります。また、おしゃぶりで吸啜運動を続けていると、これがやがて2歳半で食べ物を食べる時に噛んで食べる咀嚼運動に移行します。

2. 眠るときは上向き寝
生まれたばかりの赤ちゃんは、決して上手に呼吸ができるわけではありません。お母さんの子宮の中で、300日以上も羊水に浸かっていた赤ちゃんは、誕生後初めて空気で呼吸することを学びます。手も足も発生学的には鰓から発生した呼吸器官の一部です。そのために手と足をよく動かして、息を吸ったり吐いたりする呼吸運動を助ける必要があります。赤ちゃんが呼吸をマスターするには、およそ1年が必要です。その間に手足をよく動かすために、揺りかごを使ったり、おんぶやだっこをすることが肝要です。泣くこととお乳を吸うことで赤ちゃんが呼吸を学びます。お乳を吸い、絶えず舌を動かすことでも呼吸は刺激されます。うつぶせ寝をさせると手の動きが無くなるため、呼吸が抑制されて、赤ちゃんはぐっすり眠ってあまり泣かなくなります。呼気の炭酸ガスが蓄積して眠りながら静かに死んでしまう(原因不明の赤ちゃんの突然死がこれです)ことすらありますから常に手足は自由に動く状態にしておかなければいけません。慣れない育児でヘトヘトになっているお母さんにとっては、赤ちゃんが泣かないことはたしかに魅力的に思えますが、それでは赤ちゃんは呼吸が上手にはなりません。しっかり肺を使って呼吸ができるようになるために、上向きにして浅い眠りで、うつらうつらし、ときどき起きては泣くというのが、赤ちゃんにとって大事な“仕事”なのです。
上向き寝は、うつぶせ寝のように鼻の周りに二酸化炭素がたまって乳児突然死症候群を引き起こす危険はありません。また、下側の鼻が詰まることもないため、鼻呼吸の促進にもなり、そのうえ、一方に筋肉が引っ張られることもないため体が曲がる心配がありません。うつ伏せ寝は呼吸ができないため、顔を横に向け、顔が横に向くと、筋肉の連鎖で足を曲げてしまいます。これは骨盤の歪みや背骨の歪みにつながります。

3. 温かく育てる
赤ちゃんには体温以上のものを飲ませ、血行が良くなるようにおむつや靴下は緩くし、手足を暖かく保ちましょう。赤ちゃんは2歳半に乳児として完成するまでは、1時間に7億個の細胞が分裂していて、活発に生長・発育・分化が起こっています。そのために乳児には、特殊なブラウンファット(褐色脂肪)という体温を37.5℃位に常時高めておく発熱用のミトコンドリアがぎっちりと満ちた脂肪細胞組織が存在します。体温が高くないと乳児の生長・発育と細胞分裂と分化誘導がうまくいかなくなるのです。赤ちゃんの体温は、耳の鼓膜温度で37℃から37.5℃が丁度良いのです。紙おむつは冷えるので赤ちゃんは不機嫌になります。顔や手や足が冷たいだけでも、おむつや靴下のゴムがきついだけでも、赤ちゃんは緑便や便秘になって、同時に低体温になります。
大人も子供も皮膚と腸や肺の内臓は毛細血管と自律(副交感・交感性)神経で繋がっていますから、皮膚が冷えればすぐにも鼻・喉・肺や腸の血管が縮んで血の巡りが悪くなり内臓が駄目になり、緑便や便秘となります。
また、太陽光線に当たると細胞呼吸のミトコンドリアが活性化して代謝が活発になります。成長・発育から呼吸、心搏、新陳代謝、運動から消化吸収、排泄の全てに必要なのがミトコンドリアの細胞呼吸で生ずるエネルギーです。太陽光を浴びることでミトコンドリアの活動が活発になり、細胞の生命力が高まり免疫力が上がりますから、赤ちゃんはカラス越しに太陽光を浴びるようにしましょう。

4. 離乳食は1歳半から2歳を過ぎてから
WHOの勧告は、「2歳過ぎまで母乳中心にする」というものです。赤ちゃんの腸は2歳半で完成しますから、2歳までは母乳ないし乳児用ミルクで育てるのが理想的です。吸啜運動を続けていると2歳半で歯列が完成した時に、30回噛む咀嚼運動ができるようになるのです。早期に離乳食を開始すると、丸のみと口呼吸の習慣が身につくだけで、その後はいわゆるアレルギーマーチとなります。
昭和41年にスポック博士の育児書がわが国で翻訳され、昭和55年には当時の厚生省が「生後5ヶ月頃から離乳食を開始すること」をメインとしたスポック博士の育児法を母子健康手帳に導入しました。その2年後から、アトピー、小児喘息が急激に増加しました。ちょうどその頃、アメリカでは乳児ボツリヌス症事件が発生し、詳しく調査した結果、赤ちゃんの腸は消化能力がほとんどないということと、2歳半頃までは未完成で目の粗いザルのようであることがわかりました。そのため、大人なら腸の壁から吸収されないくらい大きなボツリヌス菌の芽胞までも、赤ちゃんの腸は吸収してしまいす。すると、本来身体に入ってきてはいけない細菌までもが腸の壁をすり抜け、侵入したことが引き金になって赤ちゃんが死んでしまうのです。つまり、腸の消化機能が未熟な乳児期に離乳食でタンパク質を与えると、腸内の大人型の大腸菌(悪玉)ばかりとなり、緑便となるとそのバイ菌が腸の壁をすり抜けて血液をめぐります。赤ちゃんの腸は未完成なので、ビフィズス菌のみの場合には問題はないのですが、赤ちゃんにたんぱく質を与えると腸に悪玉菌がすみつき、これがそのまま直接腸壁を通り抜けて白血球に取り込まれて血液の中に入ってしまいます。そして皮下組織で白血球がバイ菌をばらまいて、皮下組織の細胞群に細胞内感染症を起こします。これがアトピー性皮膚炎です。ただし、2歳半過ぎになれば腸の消化機能も大人に近づきますから、乳児のように腸内のバイ菌がそのまま体内に入ってくることはありません。こうしたことからアメリカの心ある医師は、当時離乳食のタンパク質はポイズン(毒)として2歳までの赤ちゃんに与えることを禁じていました。日本のお母さんたちにはまだ知らされていないどころか、今でも母子健康手帳などでは早い時期から離乳食開始が指導されているのは、残念なことです。けれども、赤ちゃんの腸の仕組みをよく知って、離乳食開始を焦らないようにしていただきたいと思います。
何故早期にジュースや食べ物を赤ちゃんに与えると病気になるのでしょうか?お母様方は赤ちゃんに果物のジュースを与えるのが大変好きです。また、栄養のある物を与えれば赤ちゃんは健康に育つとお考えのお母様が多いのに驚かされます。しかしながら食べたものは正しく消化・吸収されて初めて栄養になります。そのためには、赤ちゃんの腸の性質を知る必要があります。
哺乳動物の赤ちゃんは、それぞれ動物種によって授乳期間が決まっています。哺乳動物は、生後お乳だけで育つように吸啜装置をもって生まれてくる脊椎動物の中で最も進化した動物のことです。赤ちゃんの歯は6か月ごろから乳中切歯(前歯)が生え始めますが、あくまでもお乳を吸うための歯でまだ噛むことはできません。2歳から2歳半で乳歯が生えそろってはじめて十分に噛むことができます。
ひとの授乳期間は最も早くて2歳半、最も遅くて5歳迄です。ヒトによって多少違います。授乳期間中には母乳の中のインムノグロブリン(免疫たんぱく質)Aが腸粘膜から吸収されて腸の黴菌の吸収を防ぐとともに母乳に存在するビフィズス因子のおかげで赤ちゃんの腸は99%がビフィズス菌になります。この菌は、たとえ血液内に吸収されても皮膚が赤くなる程度で余り害がありません。ただしお母さんが常温の水を飲んだり、アイスクリームやからしや生姜を食べたり、アトピーだったり、口呼吸していると母乳の中に多量の腸内細菌をかかえた白血球が混入するため、赤ちゃんはひどいアトピーになります。この場合は42℃の乳児用のミルクにするか、お母さんがビフィズス因子を飲むか病気を治して母乳をきれいにすれば簡単に治せます。授乳期間中にジュースや食べ物を与えると赤ちゃんの腸内細菌が10分後にはビフィズス菌から大人型の大腸菌叢に変わり、緑便の下痢か便秘になります。この大腸菌が腸のパイエル板のM細胞から白血球内に自動的に吸収されてアトピー性皮膚炎、中耳炎、喘息、腸炎、膀胱炎になります。
母乳育児でもお母さんが玄米やそば、小麦製品のうどん、パン、スパゲッティ・パスタ、また、冷たいご飯やアイスクリーム、生姜や香辛料の強いキムチやカレーを食べると母乳にバイ菌が入ることがありますから注意して下さい。もとより赤ちゃんがこれらを食べると大変な病気となります。そばや小麦製品には植物性のたんぱく質(グルテン)が多いので腸内細菌が悪玉菌ばかりになり、赤ちゃんの腸はこの菌と抗原性のあるたんぱく質の両方をパイエル板のM細胞から吸収してしまいます。同時に赤ちゃんはひどい便秘になったりしますから、出来るだけ2歳半頃迄母乳か乳児用ミルク中心で育てることを勧めます。赤ちゃんの吸啜力は、母乳を飲む時とおしゃぶりで発達し、これが鼻呼吸と咀嚼力をやしなうことになります。

5. よく噛んで食べる
今日では子供の虫歯だけは減りましたが、離乳食が早すぎるため、口呼吸・片噛み・横向き寝によって、小学生の9割方が口呼吸で出っ歯、乱杭歯、腑抜け顔、猫背です。母乳でアトピーっ子の真っ赤な子の原因もまた赤ちゃんの口呼吸に加えて、両親の口呼吸、冷中毒によるアトピー性皮膚炎や免疫病のほか食物の不適当、食事のときの片噛みがあります。母親がぽかん顔であったり、顎を突き出す癖があれば口元がそっくりな子になります。赤ちゃんは両親をお手本に育ちますから、特にお母さんは鼻呼吸が必須です。口呼吸を防止するために考案されたのが、おしゃぶりです。特に乳首型のおしゃぶりを4、5歳まで続けると、お乳を吸う吸啜運動がよく発達すると、この運動が2歳半を過ぎたときによく噛む咀嚼運動に引き継がれます。吸啜運動も咀嚼運動も、実は原始脊椎動物の鰓の呼吸筋肉に由来しますから、哺乳動物がお乳を吸うのも、よく噛んで食べるもの、肺で行う外呼吸運動の一部なのです。

6. 紙おむつや衣類のゴムで赤ちゃんを締め付けない
靴下がきついだけでも、足首の先の血行が悪くなると、毒性物質が発生して赤ちゃんは低体温になります。パンツやおむつのゴムがきつければ、お腹にある大動脈が圧迫されて苦しいので常時泣き騒ぎ、怒ってばかりいる赤ちゃんになります。当然緑便かひどい便秘になり、手と足の冷たい低体温児となり、どんどん悪循環して、育つに従って医者から発育障害や自閉症傾向を指摘されるなど、次々に問題が出てくる子になります。
今では使い捨ての紙おむつが主流ですが、紙おむつは赤ちゃんを冷やすので注意が必要です。赤ちゃんの皮膚にも優しく、温かく、濡れると気持ちが悪くすぐに泣いて知らせるなど、最近ではまた布おむつの良さが見直されています。ゆったりとした布おむつをお勧めします。

7. ハイハイを省いて早く歩かせない
赤ちゃんは血圧が30で生まれてきます。首をぐっと持ち上げることで頸洞が鍛えられ、徐々に血圧が上がり60になったころ歩き始めます。住宅事情から周りに家具などが多く、すぐに伝い歩きを始める赤ちゃんが多いようですが、O脚になったり、十分血圧が上がらないうちに歩き始めると、小学生になったころ貧血でよく倒れる子供になりますから、十分ハイハイをさせましょう。ハイハイは、頸洞など大切な器官の発達に大変重要なのです。赤ちゃんの成長には飛び級や近道はありません。