西原ワールド アート医研

【うんち】アレルギーについて

Q. アレルギーと診断されましたが、対策はありますか?

両親にはアレルギーがないのに、鼻風邪をひき息子を耳鼻科に連れて行くと、アレルギーと診断されました。息子はもう1歳6か月を過ぎていて、離乳も済んでいました。牛乳を止め、フォローアップミルクを哺乳瓶で与えるようにしていました。耳鼻科の先生にアレルギーは遺伝子に組み込まれているものなので、治るという事はないので、ひどい場合は薬が必要と言われました。
一生アレルギーは治らないのでしょうか。乳児用ミルクは、いつまで飲んでもよいのでしょうか?

A. 原因によって対処すればよくなります。

アレルギーの原因には、早い離乳食による食品アレルギー、口呼吸が原因のもの、母親の妊娠中の食事によるものなどいろいろあります。
ある種の体質は遺伝することがありますが(例えば癌体質)、アレルギーや変形症のような機能性の疾患は遺伝性ではありません。遺伝子が変化しないと遺伝するとはいいません。また、乳児用ミルクは、幼児として完成する5歳位まで使って問題ありません。