Q. アレルギーは遺伝性と聞きましたが、対策はありますか?卵、牛乳、小麦粉を食べられないとなると事は重大です。関係する徴候としては、父親(私)は15歳位まで湿疹・鼻・できものなどの外回り疾患に時々やられた記憶があり、今も鼻は詰り気味です。母親(妻)は竹の子を食べるとじんましんが出るのと金・プラチナ等でない金属製のアクセサリーは「かぶれる」ので身に付けません。 保育所へ預ける予定ですが、食事に関しどのような対応が望ましいですか? |
A. ある種の体質は遺伝することがありますが(例えば癌体質)、アレルギーや変形症のような機能性の疾患は遺伝性ではありません。遺伝子が変化しないと遺伝するとはいいません。 詳しくは拙著「アレルギー体質は口呼吸が原因だった」をお読みください。 私は少なくとも2歳~2歳半までは母乳中心で、家庭でお育てになることをお勧めします。 食事に関しては乳児用粉ミルクを持参するほかないでしょう。ミルクは40から41度が望ましい温度です。ほかにはだし保育のところがおおいようですから、足が冷えないように靴下や上履きの着用の許可が必要です。靴下や上履きは転倒の原因になるとのことで許可しない保育園あるようです。周囲とは育児方法が違うわけですから、強い意志と、確固たる信念が必要です。(WHOでは2歳すぎまで母乳中心をすすめています。) |