Q. 知覚過敏で歯科医院に通っています。 ブラッシング指導とともに、炎症を起こしている神経をさらに刺激して痛くならないように、知覚過敏のある歯は避けて噛むように指導されました。並行して治療をしていくうちに、噛めるようになるとのことで、現在、片噛みを続けています。効果がない場合、最終的には神経を抜くということらしいです。 西原先生は、片噛みは良くないとのことですが、先生の知覚過敏の治療法はどんなものでしょうか? |
A. 一般的な知覚過敏の歯の処置は以下のようになります。 イオン導入法によりフッ素イオン等を何回も導入することによって、過敏症の治療を行います。 これで治るため、神経は取りません。歯の表面の象牙質に埋入されている神経終末は、通常は石灰化されているために鈍感になっています。しかしながら、酸味の強い柑橘類や梅干しなどを食べるとわずかに脱灰されます。そこに冷水や歯ブラシ、金属等が触れるだけでピリピリしたりキーンとします。これが知覚過敏で、歯髄の中に炎症があるわけではありません。従って知覚過敏の歯を避けて噛むことはありません。 イオン導入による治療と酸味の強い柑橘類や梅干し、酢酸等をさける食事指導、再石灰化を促す歯磨き剤の使用等で改善をはかります。酸等をさける食事指導、再石灰化を促す歯磨き剤の使用等で改善をはかります。 |
西原先生の知覚過敏の歯の処置について
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